
こんにちは、たこのりです。
FlareNetworkから「Enosys Loans」がローンチしました。
これにより保有しているFXRPを担保に、ステーブルコインのCDPを借入(ミント)し運用できるようになるようです!



そこで、「Enosys Loans」とXRP担保型ステーブルであるCDPについて記事にしてみました!

尚、FXRPを保有するには「Bifrost」などセルフウォレットにXRPやFLRを送金する必要があります。
国内取引所は手数料が高い販売所しかない場合が多く、どこで口座を開設するか?で今後の手数料が決まります!

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この記事の内容は価格や利益など保証するものではなく、万一不利益があった場合も責任は負えませんので予めご了承ください。
※投資の助言や推奨をする記事ではございません
一部情報の更新が間に合わない場合がございます、最新情報は公式サイトからご確認、ご判断いただくようようお願いします。
投資にはリスクがあることをご理解の上、最終ご自身の判断でお願いします。
Table of Contents
Enosys Loansの概要とは

最初に「Enosys Loans」についてまとめていきます。
Enosys Loansとは?
「Enosys Loans」は、Flare Network上で提供されている分散型の借入(ローン)サービスです。
ユーザーがFXRPなどの暗号資産を担保として預け入れることで、CDP Dollarを発行(ミント)できます。
CDPをミントしたらFlareNetwork上のDeFiで運用することができ、新しい運用の選択肢として注目されています。
CDPとは?
CDPとは「Collateralized Debt Position(担保付き債務ポジション)」の略です。

CDPの借入(ミント)は500$から
記事作成時点では、CDPの借入(ミント)には 500ドル以上が必要です。
これは、CDPの安定性や清算処理をシンプルに保つための設計と考えられます。
少額でCDPを用意したい場合は、enosys DEXでswapする方法もあります。
保有資産(FXRP)を売却せずに資金調達できる
Enosys Loansが注目される一つの理由は、 FXRPを売らずに資金を引き出せる点にあります!
FXRPを担保にCDPを借りられるので清算されない限り利確せず取り扱いができます。

この点がFlareNetworkで新しい運用の選択肢につながっています!
FlareNetworkのDeFiでの活用用途が広がる
FlareNetworkには複数のDeFiサービスがあります。
現時点ではEnosysでの利用に留まりますが、 今後他のDeFiでもCDP Dollarが使われるようになれば選択肢はさらに広がりそうです。
Enosys Loans(CDP)の主な特徴
「Enosys Loans」の特徴をもう少しまとめていきます。
フレンドリーフォーク:Liquity V2ベース
「Enosys Loans」は、LiquityV2をベースにしたフレンドリーフォークとして設計されています。
Liquityは、
- CDP型ステーブルコインモデル
- 過剰担保設計
- 長期間稼働してきた実績
といった点で、DeFi分野でも評価の高い仕組みと言われています。
詳細はDYORでお願いしますが、実績あるサービスを軸に設計していると理解しています。
ユーザーが借入(ミント)手数料率を選ぶ!
この点がもう一つの重要ポイントです!
FXRPを担保にCDPを借り(ミント)する際、手数料率はユーザー自身が設定します。

だったら安い手数料にしたら?と思うかもしれませんが、もう少し後でリスクについて触れますが注意は必要です。
低利率を設定すると利息負担が小さい反面、 CDPがペグを失った場合に優先的に清算される可能性があるからです。

「Kinetic」との違いも知っておきたい方は、以下の記事も参考になるかと思います!
FXRPだけでなくstXRPも対応予定
ローンチ時点ではFXRPが担保として利用されていますが、 今後は stXRP(XRPのリキッドステーキング資産)などへの対応も計画されているようです。


今後も展開が見えてきたら更新していきたいと思います!
「Firelight」については以下の記事をご覧ください。
Enosys LoansでCDPを使い稼ぐ仕組みとは

FXRPを担保にCDPを借入(ミント)できるのは分かったけど、「どうやって稼ぐの?」という点も整理してみました。
CDPを借り入れても手数料を払うだけにならないようザクっと稼げる仕組みを把握しておきましょう。

報酬パターンは以下です(APRは12/16時点、大きく変わる場合もあるのでDYOR)


担保プールにCDPを預ける
「Enosys Loans」では①CDPミント手数料、②借入手数料の2つが主な収入となります。
※清算が発生した際はプール担保が使われる代わりにFXRPなどを割安で手に入れられるとのこと(難しい)
この手数料収入を「Enosys Loans」内のFXRPまたはFLRの担保プールにCDPを預けた方に配分する仕組みとなっています。

その他、rFLRやEnosysのガバナンストークンなど追加インセンティブもあるため、基本戦略は担保プールに預ける流れになるかと思います。
特にrFLRはFlareNetworkがDeFiに資金を呼ぶために高APRを用意される傾向にあります!
以下に参考記事をおいておくので気になる方はそちらもご確認ください。
Enosys Loans手数料の75%は担保プールに還元
画像の通り、CDPの発行や運用で発生する手数料の75%は、担保プールの参加者に還元されます!
- CDPを使う人が増える
- 手数料収入が増える
- プール参加者の報酬が増える
という循環を狙った設計になっている印象です。
担保があるほどCDPの価値が安定し、サービス価値が高まる仕組みとなります。
EnosysでLP運用
記事作成時点では、EnosysにてCDP/USDT0のLPプールがあり、LP(流動性)提供することで手数料収入を得ることができます。
LP運用では、
- スワップ手数料収入
- インパーマネントロスのリスク
といった基本的な特徴を理解した上で利用する必要があるので注意しましょう。
一方、担保プールにCDPをデポジットするのと比較して表示されているAPRは高い傾向にあります!
CDP手数料 < 運用益を目指せばOK
CDPを借入(ミント)するには手数料がかかりますが、 それ以上の運用益を得られれば問題ない!
というのが「Enosys Loans」の基本戦略となります!

CDPは清算されるリスクがあります
ここからはリスクについても触れておきたいと思います。
(詳細はご自身でも調べるようお願いします)
「Enosys Loans」のCDPは、以下に価値を維持できる(1$として)か?が重要なポイントです。
例えば、過去にもステーブルコインの価値が崩壊した事件がありますがそうなると信用がなくなり、まさに電子ゴミになってしまいます。
そこで、CDPの価値を維持するために導入されたのが清算という仕組みです。
CDPの清算が起こる仕組み
CDPの清算が起こる理由は主に借りすぎや担保トークンの価格下落となります。
- CDPには最低担保率が設定されている
- FXRPの価格が下落する
- 担保率が基準を下回る
- CDPが清算対象になる
上記のケースでCDPが価値を維持できないと判断されると清算されます。
清算のロジック含めて「FlareJapanCommunity」でもお世話になっている、「n ∅ mad」さんのポストは参考になります。
合わせてチェックをオススメします!
CDP借入時の手数料も重要です!
「Enosys Loans」では、清算されるときに借入の手数料率が低い順に清算される仕組みです。

- 低い借入手数料:返済負担は低いが、清算されやすい
- 高い借入手数料:返済負担は高いが、優先順位で有利になる
安さだけを意識すると思わぬ損失を被る可能性があることは理解しておきましょう!

FTSOによる価格取得と清算の公平性
清算リスクを考える上で大切なのが担保価格の価値が不要に操作されないことです。
この点、FlareNetworkにはFTSO(Flare Time Series Oracle)が使われているので安心です。
- 100程度のデータ提供者から得たデータを公平に判断
- 中央管理者に依存しない価格取得が可能
一時的な価格操作による不当な清算が起きにくい設計になっていますし、デリゲートという形でFLRホルダーはネットワークに貢献できます!
FLR報酬ももらえるので以下の記事を見てトライしてみてください。
DeFi全般のスマートコントラクトリスク
リスクの最後に、どうしても100%防げないのがシステムの脆弱性によるハッキングリスクです。
DeFiに絶対はない、ということは理解してトライするようにしましょう。
※今後Firelightの保険などが導入されれば、安心感は増しそうですね
Enosys LoansでCDPを借入(ミント)・運用するやり方

では、実際に「Enosys Loans」でCDPを借入(ミント)し運用するやり方を見ていきましょう!
尚、セルフウォレットで迷う方は「Bifrost」がFlare特化でオススメです!
以下の記事から作った上でご覧いただければと思います!
FXRPをミント
CDPを借入(ミント)するには担保となるFXRPが必要です。
以下の記事で詳しくまとめてるので、ない方はまずはこちらをご覧ください!
尚、XRPをXamanで管理している方は次の記事を参考にすることをオススメしています!
Enosys loansでCDPを借入(ミント)
担保となるFXRPを用意できたら実際にCDPを借入(ミント)してみましょう!
「Bifrost」内ブラウザで「Enosys Loans」にアクセスしたところから画像で確認していきましょう。
ウォレットコネクト
最初にウォレットをコネクトします。

CDPを借入(ミント)
続いてBorrowからCDPの借入(ミント)をしていきます。
担保にする数量、借りるCDPの数量を最初に選択します。

続いて借入手数料を設定します。
こちらも目安が表示されるので「Low redemption」となる数値を選ぶと無難かと思います。

あとは、3STEPのウォレット認証を行うだけです。




トランザクションが終わり、ダッシュボードにCDPが表示されたら借入(ミント)は完了です。

CDPの返済方法
借入(ミント)したCDPの返済方法もまとめておきます。
借りた数量プラス、手数料で発生したCDPを追加で用意して返済する必要がある点は注意しておきましょう。
ダッシュボードで借入したCDPの詳細を確認するとCloseボタンがあります。
そこから数量を選択すると、借入手数料を含めたCDPをRepay(返済)する処理に進みます。

あとはウォレットで流れに沿ってトランザクションを進めていくだけです。


ダッシュボードから消えたら借入返済が完了となります。(CDP残高がなくなる)

CDPを担保プールにデポジットするやり方
CDPが用意できたら、「Enosys Loans」の担保プールにCDPをデポジット(預け入れ)してみましょう!
現時点ではFXRPまたはFLRの担保プールがあります。
APRなど比較して気になる方にデポジットしてみましょう!
(2つの違いなど僕が理解しきれていない点もあるのでご了承ください)
今度はEarn with CDP DollarからデポジットしたいCDP数量を選択しウォレットで認証するだけです。


こちらもダッシュボードで確認ができれば完了となります!

担保プール報酬を受け取るやり方
最後に、担保プールに入れたCDPにより発生した報酬の受け取り方を紹介します。
報酬は受け取りと同時に再度プールに追加も可能なので、今回はその流れで紹介していきます。





担保プールは解除したら追記しますがこれで完了です!

Enosys LoansでFlare DeFiの可能性が広がります!

いかがでしたでしょうか?
Enosy Loansのポイントまとめ
改めてポイントを整理しておきましょう。
✅「Enosys Loans」とはXRP担保型の借入サービス
✅️XRPを利確せずに運用できるように
✅FXRPを担保にCDPを借入(ミント)
✅借入手数料は借り手が設定可能※返済はCDP
✅CDPの価値維持のために清算されるリスクあり
✅CDPを運用することで借入手数料以上のAPRを達成できればOK

XRPを利確したくない方にオススメ
結論、XRPを利確せず運用したい方に「Enosys Loans」がオススメです。
税制はあくまでDYORでお願いしたいですが、日本の税率を考えても担保にするだけで利確しないで利用できるのはメリットだと感じました。
借入ではなくUSDT0などSwapして用意するも選択肢
ローンチしてしばらくは、FlareNetworkのrFLRが高APRでもらえます!

その観点では、手持ちのステーブルコインをFlareNetworkにブリッジしてCDPにSwap。
それを担保プールに預ける、という戦略も一つかなと感じています。
(僕はそれでトライしています)
少額でも実施できるやり方なので参考にしてみてください。

XRPとFLRを用意するなら取引所で購入できるbitbankがオススメ
最後に、「Enosys Loans」を利用するには「Bifrost」などセルフウォレットが必要です。
また、XRPやFLRを国内取引所から送金する必要があります。
取引所によっては手数料が高い販売所しかない場合が多くどこで口座を開設するか?で今後の手数料が決まります!

国内取引所の中で購入手数料が安い取引所が充実していて送金も早い「bitbank(ビットバンク)」はオススメです!
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投資にはリスクがあることをご理解の上、最終ご自身の判断でお願いします。










