
こんにちは、「Flare Japan Community」運営のたこのりです。
FLRのデリゲート報酬は、3.5日ごと(1エポック)に発生します。
報酬自体はうれしいのですが、そのたびにClaim(受け取り)操作が必要で面倒なのが正直なところです。


そんな方にお伝えしておきたいのが、報酬を自動でClaimしてくれるオートクレーム(自動受取)機能です。

そこで、Flare公認コミュニティを運営する僕が、「AUアプリ」でデリゲート報酬のオートクレームを設定するやり方を記事にしてみました!
※AUはFlareのインフラプロバイダーで、デリゲートの委任先としても選べる事業者です
✅AUのオートクレームの仕組みと、対象になる報酬
✅50 FLR貯まってからClaimされるのでトランザクションが増えにくい話
✅手数料4 FLRと、無料になる条件
✅AUアプリでの設定手順と解除方法
🎉FlareNetwork公式アカウントから当ブログが紹介されました!
尚、この記事はデリゲート(FTSO)を設定している前提の記事となります。
デリゲートについては以下に詳しくまとめています。
「この記事の内容、ちょっと難しそうかも…」と思ったら、まずは僕がまとめたFlareNetworkの歩き方 | 完全ロードマップをご覧ください!
FLRの基本的な使い方からDeFiの仕組みまで、段階を追ってまとめています。
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投資にはリスクがあることをご理解の上、最終ご自身の判断でお願いします。
Table of Contents
オートクレーム(自動受取)とは?AUアプリの概要紹介

まずは仕組みからサクッと確認していきます!
オートクレームとは?Claim権限だけを任せる
FLRをデリゲートすると、3.5日ごと(1エポック)に報酬が発生します。
この報酬は、自分でウォレットを開いてClaimしないと受け取れません。
オートクレームは、この受け取り作業を代わりにやってもらう仕組みです。
設定でやることは1つで、自分のウォレットに「Executor(実行者)」を登録するだけです。


Executorの権限はスマートコントラクトで管理されていて、報酬の送り先はあらかじめ指定したアドレスに固定されます。
そのため、Executor側が勝手に別のアドレスへ送金したり、資産を引き出したりはできない設計です。
AUアプリとは?デリゲートもステーキングも1画面
「AU(エーユー)」は、FlareNetworkでバリデータとFTSOデータプロバイダーを運営している事業者です。
そのAUが提供しているポータルアプリが「AUアプリ」です。
Wrap・デリゲート・ステーキング・報酬のClaimまでを1つの画面で操作できます。
オートクレームもその機能のひとつで、デリゲートとステーキングの両方が対象になるのが他との違いです。
※ひとつの設定でまとまるわけではなく、デリゲートとステーキングでそれぞれ設定が必要です。
アプリのRewards画面でも「FTSO Rewards」と「Staking Rewards」が別のカードに分かれています。

AUで手数料を抑えられるポイントは2つあります。
- 報酬が50 FLR貯まってからClaimされるので、Claimの回数を減らせる
- 一定数量をAUに預けていれば、手数料そのものが無料になる
順番に見ていきます。
50 FLR貯まってからClaimされるのでガス代負担がコントロールしやすい
AUのオートクレームは、報酬が発生するたびにClaimするわけではありません。
報酬が50 FLR貯まった時点で、AUのExecutorが自動でClaimしてくれます。
そのため、少額で運用している場合はClaimの回数そのものが増えません。
手数料は1回ごとにかかるので、回数が増えないぶんコストも抑えられる形ですね。

報酬が発生するたびにClaimする他のExecutorとは、ここが大きく違うところです。
2つ目の「無料になる条件」は、次の手数料の章で見ていきます。
対象はデリゲート報酬とステーキング報酬
対象になるのは以下です。
- FTSOのデリゲート報酬(3.5日ごと)
- ステーキング報酬(隔週・4エポックごと)
一方で、rFLR(リワードフレア)は対象外です。
設定はデリゲートとステーキングでそれぞれ必要ですが、両方を同じアプリで自動化できるのは現状AUだけです。
オートクレームの手数料を比較(AU・Flare Oracle・Bifrost)

オートクレームは無料ではなく、Executorごとに手数料が決まっています。
ここが一番の判断材料になるので、表で比較してみました!
| 項目 | AU app | Flare Oracle | Bifrost Wallet |
|---|---|---|---|
| 対象 | デリゲート ステーキング ※個別設定が必要 | デリゲート | デリゲート |
| 手数料 | 4 FLR/回 (無料条件あり) | 0.1 FLR/回 | 3.2 FLR/回 |
| Claimのタイミング | 報酬が50 FLR貯まるたび | 報酬が発生するたび | 報酬が発生するたび |
| 設定場所 | AUアプリ(app.au.cc) | dapp(app.flareoracle.io) | Bifrostアプリ内 |
※手数料は各サービスの画面・サポート記事の記載です(26/9/1時点)。変更される可能性があるので、設定前にご自身でもご確認ください。

AUは1回あたり4 FLR。ただし無料条件がある
手数料は登録時とClaim1回ごとに4 FLRです。
ウォレットの確認画面では、Setup Fee 4.00 FLR、Claim FeeはMin 0.00 FLR / Max 4.00 FLRと表示されました。
Executorは2つ登録されますが、課金されるのは片方だけなので、1回あたり最大4 FLRという見方になります。
ただし、AUに一定量を預けている場合は無料で使えます。
✅AUのバリデータへ100,000 FLR以上ステーキング
✅AUへ250,000 FLR以上デリゲート
他のバリデータやデータプロバイダーに預けている場合は対象外なので、そこは注意点です。

50 FLR単位だと年間コストはどうなるか
AUはClaimの回数が報酬額で決まるので、年間コストも変わってきます。
デリゲートのAPRは現在1%台後半なので、仮に1.75%で計算しました。
| デリゲート数量 | 年間報酬の目安 | Claim回数(50 FLRごと) | 年間手数料(4 FLR/回) |
|---|---|---|---|
| 5,000 FLR | 約87 FLR | 約1回 | 約4 FLR |
| 10,000 FLR | 約175 FLR | 約3回 | 約12 FLR |
| 50,000 FLR | 約875 FLR | 約17回 | 約68 FLR |
| 100,000 FLR | 約1,750 FLR | 約35回 | 約140 FLR |
| 250,000 FLR〜 | 約4,375 FLR〜 | — | 無料 |
あくまで単純計算ですが、少額のうちはClaim回数が伸びないのが見て取れます。
逆に中間の数量帯は手数料が効いてくるので、無料条件まで積むかどうかの判断になりますね。

コストだけならdappという選択肢もある
手数料の単価だけを見ると、Flare Oracleのdappが1回0.1 FLRで最安です。
ただしそちらは報酬が発生するたびにClaimされるので、回数は増えます。
ガス代含めた費用がどのくらい発生するか?比較してみると良さそうですね。
【図解】AUアプリでオートクレームを設定するやり方

※画面や仕様は更新されることがあります。情報共有が目的で、投資や利用を促すものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします(DYOR)。
ここからは実際の設定手順です。
操作はメニューから有効化して承認するだけなので、3分もかかりません。
オートクレームの事前準備
設定を始める前に、以下の3点をチェックしてください。
セルフウォレットの準備
FlareNetworkに対応したウォレットが必要です。
FLRで使えるウォレットについて以下の記事で詳細まとめているので必要に応じてご覧ください。
僕がメインで使っているのは「Bifrost」です!
ガス代を含めたFLR
設定時の手数料4 FLRと、トランザクションフィー(ガス代)がかかります。
ウォレットにFLRを残しておく必要があります。
FLRは国内取引所で購入できます。
「bitbank(ビットバンク)」は板取引(取引所形式)で買える銘柄が多く、スプレッドを避けてコストを抑えられるのがポイント。
送金が早いので、ウォレットへの移動もスムーズです。
デリゲートの設定
オートクレームはデリゲート報酬を受け取る仕組みなので、先にデリゲートの設定が必要です。
無料条件を狙う場合は、委任先をAUにしておく必要があります。
AUアプリへウォレットコネクト
1. AUアプリにアクセスします。
URLは app.au.cc です。

2. 画面右上の「Connect」をタップします。
3. 使っているウォレットを選び、「Connect to this site?」で「CONNECT」をタップします。

「FTSO auto-claim」設定のやり方
4. 画面下のメニューから「Rewards」を開きます。
5. 「FTSO Rewards」のカードにある「Enable auto-claim」をタップします。
6. 「Enable FTSO auto-claim」の説明が開きます。
ここに手数料と条件がまとめて表示されます。
- 登録時とClaimごとに 4 FLR
- 250,000 FLR以上のデリゲート、またはAUのバリデータへ100,000 FLR以上のステーキングで無料
- 報酬が 50 FLR に達した時点でClaimされる
7. 内容を確認して、オレンジの「Enable auto-claim」をタップします。

このとき、Executorは「AU Auto Claim #1」と「#2」の2つが登録されます。
どちらもAUが運用しているもので、両方そろって機能する作りです。
8. ウォレットに「ENABLE AUTOCLAIMING」の確認画面が出るので「CONFIRM」をタップします。
9. 「Success」と表示されたら「Done」で閉じます。

「FTSO Rewards」のカードが「Auto-claim on」になっていれば設定は完了です。
以降は報酬が50 FLR貯まるたびに、AUのExecutorが自動でClaimしてウォレットに届けてくれます。


「FTSO auto-claim」設定解除のやり方
やめたくなったときも、操作する場所は同じです。
10. 「FTSO Rewards」のカードにある「Manage auto-claim」をタップします。
11. 「Manage FTSO auto-claim」が開くので、「Remove all」で2つのExecutorのチェックを外します。
12. 下の「Remove all executors」をタップします。

13. ウォレットに「DISABLE AUTOCLAIMING」の確認画面が出るので「CONFIRM」をタップします。
このときEXECUTORSの欄は「No executors」になり、登録が外れた状態になります。
14. 「Success」と表示されたら「Done」で閉じます。

カードの表示が「Enable auto-claim」に戻れば解除は完了で、以降の手数料も発生しません。

AUに一定以上デリゲートしているなら手数料のデメリットなし

いかがでしたでしょうか?
AUのオートクレームの仕組みと、手数料の考え方が整理できたかと思います!
✅オートクレームはExecutorに「Claim権限だけ」を渡す仕組み
✅AUはデリゲートとステーキングの両方が対象(設定はそれぞれ必要)
✅報酬が50 FLR貯まってからClaimなので、ガス代負担がコントロールしやすい
✅手数料は登録時+Claimごとに4 FLR
✅AUへ250,000 FLRデリゲート、または100,000 FLRステーキングで無料
AUを利用している方はお得に利用できる可能性があるのがポイントと言えます。
ステーキングとあわせて設定する場合
ステーキングもAUで設定している場合は、同じアプリでステーキング側のオートクレームも設定できます。
ステーキング側のやり方は以下の記事にまとめています。

FlareNetworkで何をすべき?に迷ったら「Flare完全ロードマップ」へ!
最後に、今回の記事以外にもFlareNetworkではDeFiをはじめとして運用の選択肢がどんどん広がっています!

「情報が多すぎて、どこから理解すればいいか分からない…」
という方のために、公認コミュニティ運営の僕がFlareNetworkの歩き方 | 完全ロードマップを作成しています!
✅️FlareNetworkの基本と特徴
✅️FlareNetworkを支える「基本運用」
✅️FlareNetworkで急速に広がる「DeFi運用」
✅️XRPを活用した「FAssets(XRPFi)」
これからFlareNetworkを触る方は、絶対にブックマーク推奨です!
まずはこちらをチェックして、FlareNetworkについて知るきっかけになればと思います。

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投資にはリスクがあることをご理解の上、最終ご自身の判断でお願いします。








